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前立腺

【前立腺治療の最前線 日本と上海の比較】今回は前立腺治療における世界的に最先端の手術法を一緒に学んでみましょう。

◾️最先端の2種の前立腺治療法

① AQUABEAM(アクアビーム)② UroLift(ウロリフト)
①AQUABEAM(アクアビーム)

AQUABEAM(アクアビーム)ロボットシステムは、前立腺肥大症(BPH)の治療に用いられる最新の医療機器で、アクアブレーション(Aquablation)と呼ばれる手術手法を実現します。この技術は、米国のPROCEPT BioRobotics社によって開発され、日本では2023年に保険適用となり、同年7月から国内の一部医療機関で導入が始まりました。 

◾️特徴と仕組み
• 非熱性の高圧水流による切除:電気メスやレーザーを使用せず、生理食塩水の高圧水流で前立腺組織を切除。これにより周囲の神経や組織への熱損傷を最小限に抑える

• リアルタイム画像ガイド:超音波(TRUS)と膀胱鏡を組み合わせたリアルタイムの画像ガイドにより、前立腺の形状や大きさに応じた精密な切除が可能です。 

• ロボットによる自動切除:手術計画に基づき、ロボットが自動で前立腺組織を切除します。これにより、手術時間の短縮(切除自体は約5〜10分)と、術者の技量による差を軽減します。

◾️メリット
・低侵襲で出血が少ない
・性機能への影響が少ない
・術後の回復が早い

2023年7月時点で、AQUABEAMロボットシステムは日本国内の5施設で導入され、治療が開始されました。その後、導入施設は増加しており、2025年4月時点で全国で11施設に導入されています。例えば、湘南鎌倉総合病院では市販後の第1号機が導入され、前立腺肥大症に対する全自動ロボット手術が行われています。  
◾️まとめAQUABEAMロボットシステムによるアクアブレーション治療は、前立腺肥大症に対する新しい低侵襲手術法であり、従来の手術法に比べて出血が少なく、性機能への影響も抑えられるなど、多くの利点があります。日本国内でも導入が進んでおり、今後さらに普及が期待されています。 


②UroLift(ウロリフト)

UroLift(ウロリフト)システムは、前立腺肥大症(BPH)に対する低侵襲な治療法であり、前立腺組織を切除せずに尿道の閉塞を解消することを目的としています。この治療法は、米国のテレフレックス社によって開発され、2013年に米国で導入されました。日本では2022年4月に保険適用となり、国内の医療機関でも導入が進んでいます。

◾️治療の仕組みと手順

UroLiftシステムは、経尿道的に専用のデリバリーデバイスを挿入し、前立腺の肥大した部分を小型のインプラントで吊り上げ、尿道を広げることで排尿障害を改善します。このインプラントは、ニチノールやステンレス鋼、PET縫合糸などで構成されており、通常4〜6個が留置されます。手術時間は約15〜20分で、全身麻酔または腰椎麻酔下で行われます。 
 
 

◾️メリット
• 低侵襲性

• 性機能の温存
• 早期の回復

• 一部保険適用
(日本では2022年4月より一部保険適用となっており、高額療養費制度の利用も可能な場合も)

UroLiftシステムは、日本国内の複数の医療機関で導入されており、日帰り手術や短期入院での対応が可能。例えば、湘南藤沢徳洲会病院では、2022年にUroLiftを導入し、低侵襲な前立腺肥大症手術として提供している。

◾️まとめ
UroLiftシステムは、前立腺肥大症に対する新しい治療選択肢として、低侵襲でありながら効果的な症状改善が期待できる方法です。特に、性機能への影響を最小限に抑えたい患者や、従来の手術に不安を感じる方に適しています。


上海で最先端の前立腺治療ができる医療機関
◾️UroLift(ウロリフト)の手術・永远幸医院(トワコグループ)・嘉会国际医院◾️AQUABEAM(アクアビーム)の手術・申德医院
が対応可能。他の方式は要相談。その他の医療機関は確認が必要。
これらはあくまで最先端の高度な手術になりますが、手術以外の治療法もあります。詳しくは専門医にご相談ください。


上海で泌尿器疾患でお悩みの方はトワコクリニック泌尿器科にご相談ください。当院には泌尿器外科専門資格を持ったJason(ジェイソン)医師が在籍しております。良性疾患から悪性疾患まで幅広く診療しています。お気軽にご相談ください。(日本語で対応します)

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